体外受精の判定日！hcgの値と妊娠継続率

ついに迎えた体外受精の判定日。

採血結果を待つ間ドキドキ・・・

診察室に呼ばれ、なんと陽性判定をいただきました！

hcgの値で妊娠判定をいただけたものの、自分のhcgの値の妊娠継続率ってどのくらいなんだろう。。。

今回は、判定日のhcgの値と妊娠継続率について紹介していきたいと思います。

hcgとは？

hcgは着床後に胎盤になる部分から分泌されるホルモン（ヒト絨毛性ゴナドトロピン）の値です。妊娠の早期診断のために、血液中のhcgを測定し判断します。検査の時期は排卵（採卵）から16日目頃が適切です。（移植から数えると4分割なら14日目頃、8分割なら13日目頃、胚盤胞移植なら11日目頃が適切です。）

また、hcgが増える場合は、48時間毎に倍増、減る場合は30〜36時間毎に半減します。

市販の妊娠検査薬では、尿中hcgを検出しています。

血中のhcgと尿中のhcgの値では約2倍かそれ以上の差があるとされており、これは、血中のhcgの値は妊娠の状況を迅速に反映しますが、尿中hcgは腎臓で濾過されるなどの工程を経るため、タイムラグが生じるということです。

現在の市販の妊娠検査薬で検出できるhcg濃度は25〜25IU/L、血中hcgは1IU/Lから測定されます。

それではhcgの値と妊娠継続率について見ていきましょう。

全国平均等は公表されていませんが、病院・クリニックごとにデータが公表されていますので、紹介していきたいと思います。

”はらレディースクリニックHP”より

図1は妊娠判定日のhCGの値を20mIU/mＬごとに区切り子宮内に赤ちゃんの袋が見える確率を表しています。

図2は胎児心拍が見える確率です。

”菊池レディースクリニック静岡ブログ”より

年齢を、Ａ（21～34歳）・Ｂ（35～39歳）・Ｃ（ 40～44歳）の3群に分けて、hCGごとの妊娠予後を表しています。

①こちらは赤ちゃんの袋が見える確率です。

②こちらは生児を分娩する確率です。

”菊池レディースクリニック静岡ブログ”より

ブログなどで判定日のhcgの値を公表されている方のデータを表にしていきます。